沿線上の風速を監視し、鉄道の安全輸送に一役買います。
沿線上の風速を監視し、鉄道の安全輸送に一役買います。
■本システムは端末装置からの風速データを中央にて集約、一括受信しデータベースによる管理を行うものです。
■風速データはネットワークにより監視表示装置へ配信され、刻々の風速変化をリアルタイムにグラフで見ることができます。
■設定した警報しきい値を超える風速を検出すると運行規制の発生/復旧を通知し合わせてその履歴を保存します。
1. 風速データ受信装置
・風速データ送信装置が計測した風速値データを受信ユニットで受信し、受信した風速データをデータサーバへ送ります。
2. データサーバ
・受信ユニットから受信した風速値データを表示装置及び風速データ蓄積装置配信装置へ送信します。
・風速値の移動平均値の演算処理及び警報発生/復旧を監視します。警報復旧後は規制解除までの経過時間監視を行います。
3. 風速データ蓄積装置配信装置
・専用のデータベース管理ソフトを搭載し風速測定データを保存します。
・風速現在値及び履歴グラフをネットワークで配信し遠方に設置してある閲覧端末にて風速情報を表示することができます。
4. 表示装置
・データサーバから送られてくる風速データを数値とグラフで表示します。
・警報発生時、警報音を鳴動すると共に警報の発生箇所・発生時間を表示します。
・警報復旧後の経過時間を表示し、あらかじめ設定された時間経過後に規制解除メッセージを表示します。
・任意の日付/時間帯の履歴データを風速データ蓄積配信装置から読込、グラフ表示できます。
・風速データ蓄積配信装置に保存しているデータを外部記憶装置へ保存することができます。
また、外部記憶装置に保存されている過去のデータを表示することができます。