駅装置の情報・制御を中央装置へ伝送します。
駅装置の情報・制御を中央装置へ伝送します。
本装置は、集中監視システムにおいて監視情報、制御情報の収集および制御を、
集中監視中央装置または集中監視中継装置からのポーリング方式で伝送を行う装置です。
監視回線あたり最大16台の子装置まで接続できます。
1.監視項目入力
・監視入力点数は基本部16点で、増設基板を追加すると80点まで拡張できます。
・入力は陽極接地の地気入力方式で、内部回路とはフォトカプラーにより絶縁されています。
2.監視項目のラッチ
・基本部の監視入力は、各項目ごとの内部設定で監視情報のラッチ(一時記憶)ができます。
・監視ポーリングの間で発生した監視状の変化も中央装置に表示することができます。
3.制御出力
・制御(10点)は、中央装置からON/OFF制御が可能で、ラッチリレーの採用で本装置の電源を「OFF」としても出力状態は変化しません。
・この制御出力項目#1は、ソフトタイマーによる時限出力(1~15分)に設定することができます。
4.制御情報入力
・制御出力の応答信号として使用できる制御情報入力が10点あり外部機器の制御状態を管理できます。
・応答信号の無い機器については、内部折り返し設定ができます。
5.アナログ量の転送
・アナログ基板(オプション)を増設すると、アナログ量(0~10V、4~20mA等)を測定し、中央へ伝送することができます。
また、本オプションでは非警報扱いとする情報も中央装置(中継装置)へ転送することができます。
6.動作状態モニター/レベル調整
・パネル前面の動作表示灯(LED)により送信、受信状態を確認できます。
・SYS表示灯:監視項目をトータルで表示し、入力があるとき点灯します。
・TXD表示灯:データ伝送中に点滅します。
・RXD表示灯:中央装置(中継装置)からの監視信号で点滅します。
7.レベル調整
・送信レベル、受信レベルとも内部のスイッチで3段階の調整が行えます。
・送信(監視応答)レベルは内部基板のテストスイッチのより連続送出ができます。
8.電源
・本装置の動作電源は、ご指定によりDC-24VまたはAC100Vが使用できます。
・電源入力端子は標準でDC/ACとも準備されていますが、どちらか片方のみ使用できます)
9・停電補償
・本装置をAC100Vで動作させる場合、内蔵バッテリーにより停電時でも約10分間の監視動作を行います。
(バッテリーはオプション)